第六話 机の奥から



いい父母がいて
ああなりたいと思ふ
いい弟がいて
よい兄でいたいと思ふ
いい先輩達がいて
多くを学びたいと思ふ
いい後輩達がいて
おのれに厳しくいたいと思ふ
いい同期がいて
高くを望みたいと思ふ
いい友が数多くいて
エネルギーを分けてもらふ
心震わせられる人がいて
もっともっと優しくなりたい

あぁ我人生今最幸なり
多くの人に感謝 そして自分に感謝



机の中から、以前に書いたこんな文章が出てきました。
たぶん、大学の4年生の時、いつ書いたかは忘れましたが、
その時の事はよく覚えてます。

夜、アイスホッケーの練習から帰ってきて、
なかなか寝付けない夜、ふとこの文章が浮かんで、
ベットから飛び起き忘れないようにその場にあった便せんに殴り書きしました。


あれから10数年、どこいったんかなぁと気にはなっていたんですが、
探し出せずにいたんですが、この前ひょっこりと見つかりました。


読み返してみて、その当時絶頂期に幸せだったんやなぁと、
あらためて思いました。

自分の人生を振り返った時、運や縁はあるんかないんかわかりませんけど、
人には恵まれてきた人生だなぁとつくづく思います。
本当に周りの人には、色んな意味において良くして頂いてきました。
ただただ感謝です。


ありがとうございます。


これからも、そうして頂けるように自分自身ももっと高みを目指します。


そうして、過ごしているとまたいつの日かふと文章が浮かぶ日が来るのかもしれません。


いい、妻がいて…
いい、息子がいて…


と。






2010.5.23